メソッド専攻医

カワノメソッド専攻医とは

専攻医の定義

以下の要件を満たし、日々の臨床において「カワノメソッド」を実践中の獣医師を「専攻医」と呼ぶ

• カワノメソッドの概念に賛同し、初期研修プログラムを修了した獣医師である
• アレルギー専門外来の設置の有無は問わない
• 獣医学の果たすべき社会的役割を認識している
• 一般的な診療において頻繁に関わるアレルギー性皮膚疾患においてカワノメソッドを治療オプションの１つとしている

カワノメソッドの目指すのものは、 「犬と猫のアレルギー性皮膚疾患に対して対症療法ではなく、根治療法に挑戦し続けること」ですが、公開したのは単にカワノメソッドを広く知らしめることや、賛同してくれる獣医師（専攻医）を増やしたいだけではありません。カワノメソッドは現時点の私自身が取り組んでいる皮膚科臨床を見える化したもので、ゴールでもありません。

これからも臨床現場での試行錯誤を通じて進化させるとともに、アレルギー性皮膚疾患の臨床研究を通じてエビデンス（科学的根拠）のあるものにしなければなりません。つまり、このことに共感し、共に戦ってくれる仲間が必要なのです。

ヒトも動物も例えるなら腸内フローラというアーマー（鎧）に包まれた風船だと思っています。これまでの研究で腸内細菌叢の乱れ（ディスバイオシス）と多くの全身疾患の関連性が報告されています。腸内フローラだけではなく全身のマイクロバイオーム（微生物叢）の乱れを回復できるかどうかが健康でいられることに直結します。

であるならば全身のマイクロバイオームというアーマー（鎧）を整え、細菌叢が持つ「レジリエンス（回復力）」をサポートすることによって全身の細菌叢の多様性を回復させる必要があります。

逆に言えば、何か外界からの刺激があってもそのアーマーがレジリエンス(回復力)を発揮すれば私たちを守ってくれています。獣医学はまだまだ発展途上で解決しなければならない課題がたくさんあります。

私はアレルギー専門外来で目の前の動物が抱える問題点を解決しつつ、より多くの動物を救うために未来の動物を救うため、アレルギー性皮膚疾患や腸管免疫をターゲットとした臨床研究にも情熱を燃やしています。

カワノメソッドに興味のある獣医師のみなさんと、皮膚科臨床や臨床研究を通じてアレルギーというフィールドの開拓と獣医医療の発展のために併走できれば嬉しいです。

カワノメソッドに関心のある獣医師の方は、以下からお問い合わせください。

お問い合わせページ（クリックすると移動します）

専攻医MAP

川野獣医師の診療が受けられる施設

★東京動物アレルギーセンター（クロス動物医療センター）
〒106-0041 東京都港区麻布台１丁目５−９ 1F
☎ 03-3588-5667
URL: https://camec-az.jp/

★九州動物アレルギーセンター（http://www.pal-animal.com）
（VCAJapan合同会社　PAL動物病院グループ　パル動物病院）
〒8070002　福岡県遠賀郡水巻町樋口３－６
☎ 093-202-1124
URL: http://www.pal-animal.com
URL: https://kaac.pal-animal.com

★福岡動物アレルギーセンター（リヴ動物病院）
〒811-2221　福岡県糟屋郡須恵町大字旅石５２－２
☎ 092-692-1914
URL:https://live-ac.com/

★名古屋動物アレルギーセンター（みずの動物クリニック）
〒490-1106 愛知県あま市小路一町目6-9
☎ 052-441-6133
URL:https://www.mizuno-ac.jp/